読者の皆様、こんにちは。 今週の株式市場は、まさに「歴史的なジェットコースター相場」となりました。イラン情勢のニュース、そしてトランプ氏に関する報道で世界中のマーケットが振り回される中、日経平均は凄まじい動きを見せています。
さっそく、激動となった今週の運用状況と、現在の相場に対して私が抱いている「強烈な違和感」、そして今後の戦略について、深く掘り下げてお話ししていきたいと思います。
📊 今週の損益状況(4/6~4/10):驚愕の急反発
- 週間損益: +916万円
- 年初来損益: +2,646万円 ✨
今週の相場を一言で表すなら、「極端から極端への大反発」でした。 日経平均は週間でなんと**+3,801円(+6.7%)、TOPIXは+89pt(+2.4%)**と、記録的な急騰を演じました。この強烈な上昇の引き金となったのは、アメリカとイランの間で合意された「2週間の停戦」報道です。
私のポートフォリオもこの波に乗り、今週だけで**+916万円**という大幅なプラス着地となりました。年初来の利益も2,600万円を突破し、資産拡大のペースとしては申し分ありません。
しかし、この数字を見て私が手放しで喜んでいるかというと、決してそうではありません。むしろ、この「+916万円」という利益の裏側にある市場の狂乱に対して、言い知れぬ不安と警戒感を抱いています。
🚨 浮かれる市場への違和感:なぜ今、AI株が買われるのか?
私が現在の相場に強い不安を感じている最大の理由は、**「不安定な停戦状態にもかかわらず、データセンター等のAI関連株が異常なまでの急騰を見せていること」**です。
冷静にマクロ環境を整理してみましょう。 今回のアメリカとイランの停戦は、あくまで「2週間」という極めて短期的かつ暫定的な措置に過ぎません。中東の地政学的な火種が根本的に解決したわけではなく、原油価格も依然として高止まりしています。原油高はインフレ再燃を意味し、インフレが収まらなければ金利は高止まりします。セオリー通りに考えれば、高金利環境はPER(株価収益率)の高いグロース株にとって強烈な逆風のはずです。
それにもかかわらず、市場は「悪材料がいったん出尽くした」とばかりに、真っ先に半導体やデータセンターといったAI関連株に莫大な資金を向かわせました。「AIの未来は明るいから、どんなマクロ環境でも買える」という、一種の思考停止とも言える熱狂的な資金流入です。
私たちのような、企業の本源的価値(純資産や安定したキャッシュフロー)を重視するバリュー投資家から見ると、この動きは非常に不気味です。実体経済の不透明感や地政学リスクを完全に無視し、将来の成長への期待「だけ」で買われる相場は、ちょっとした悪材料(例えばトランプ氏の過激な発言や、停戦延長の決裂など)で簡単に崩壊する砂上の楼閣に思えてなりません。
だからこそ、私はこのタイミングで「利益を確定させる勇気」を持つことが重要だと判断しました。
🛒 今週の売買と主力ポートフォリオ
【今週の売買:主力株の利益確定】
- 市光工業(完全売却)
今週の大きな決断として、これまでポートフォリオの主力として多大な貢献をしてくれた市光工業をすべて売却し、利益を確定させました。 割安な資産価値に惚れ込み、大きなポジションを張って長らく保有してきた銘柄です。しかし、市場全体がやや理性を失って急騰している今のタイミングこそが、含み益を「確定利益」に変え、守りを固める絶好の機会だと判断しました。
【現在の主力ポートフォリオ(4/10時点)】
- 東部ネットワーク
- 宮崎太陽銀行
- 大伸化学
市光工業を売却したことで、私の主力ポートフォリオはより精鋭化されました。 基本戦略は一切ブレず、**「景気動向に左右されにくい内需中心のバリュー株投資」**です。AIブームで浮き足立つ市場を横目に、私は「実直に事業を行い、豊富な純資産を持ち、割安に放置されている」これらの銘柄をどっしりと保有し続けます。外部環境が荒れている時こそ、こうした財務が健全な内需銘柄の「底力」が最大の防具になります。
【優待ホールド枠:心のオアシス】
- オートバックス
- FJネクスト
こちらは優待目的のため、引き続き単位株で長期保有中です。相場がどんなに荒れようと、定期的に届く株主優待は投資家にとって最高の癒やしです。AI株のチャートを見てハラハラするより、長期的視点で優待を楽しむ方が精神衛生上、何倍も良いですね。
💡 次週の投資戦略:嵐の前の静けさ?「現金」という最強の武器
さて、次週以降の戦略です。 トランプ氏の発言リスクや、期限付きの停戦を迎える中東情勢など、くすぶる火種は数え切れません。特に、実体を伴わないAI関連株への異常な資金集中を見ていると、次週以降、再び相場が大きく荒れる(急落する)可能性は極めて高いと警戒しています。
しかし、暴落はバリュー投資家にとって最大のチャンスでもあります。 先週売却した銘柄に加え、今週の市光工業の売却によって、現在私の手元には**潤沢なキャッシュ(現金余力)**があります。この「現金」こそが、波乱相場における最強の武器です。
次週は、相場が上がろうが下がろうが、決して焦って資金を投入することはありません。全体の様子を静観し、もしAIバブルが弾けて市場全体がパニック売りに巻き込まれ、私の狙っている「優良な資産バリュー株」が不当に安く叩き売られる局面が来れば、そこを少しずつ押し目買いしていく予定です。
周りが熱狂している時こそ冷静に。周りが恐怖に怯えている時こそ果敢に。 来週も相場の荒波に飲まれることなく、自分の投資スタイルを淡々と貫いていきましょう。
【免責事項・ご注意】 当サイトに掲載する情報は投資勧誘を目的としたものではありません。株式などの金融商品の取引は損失を出す恐れがあります。全て自己判断、自己責任での投資をお願いいたします。 このブログは当サイト管理人が趣味として記載しているものであり、いかなる損失が出た場合でも責任を負うことはできません。
