ゆずママが教える高配当リート ヘルスケア&メディカル投資法人(3455)

こんにちは!ゆずママが注目し保有中である高配当リートのヘルスケア&メディカル投資法人(3455)を紹介します。介護医療事業を手掛けるシップヘルスケアホールディングスに加え、三井住友銀行、ファンド運営事業を行うNECキャピタルソリューションを主要スポンサーとするヘルスケア施設特化型J-REITです。ポートフォリオ構成についてはポートフォリオの75%が有料老人ホームであるが、2017年にJ-REITとしては初となる病院を取得しています。資産規模は922億円で小規模です。格付けはJCRから「A+」を取得し安定しています。配当利回りも5.99%と魅力的ですね。この記事では、注目する高配当リートのヘルスケア&メディカル投資法人についてわかりやすく紹介していきますね!

ヘルスケア&メディカル投資法人の業績考察

最新の業績指標を示します

投資口価格(2024年11月9日)105,500円
最低必要資金約11万円
時価総額379億円
投資口数359,500
物件鑑定額922億円
有利子負債417億円
物件鑑定額での純資産505億円
LTV49.9%
LTV(鑑定価格)45.2%
配当利回り5.99%
2025年1月配当予測3,175円
2025年7月配当予測3,140円
平均借入金利1.0%
稼働率100%
日本格付研究所(JCR)A+(安定的) 
権利確定日1月末、7月末

正確な期初予想となっています

ゆずママ
ゆずママ

利益の低下傾向がありますね

ヘルスケア&メディカル投資法人の実質価値考察

  • 時価総額379億円、物件鑑定額922億円
  • 有利子負債が417億円
  • 922億円-417億円で負債を除いた正味物件価格が505億円です
ゆずママ
ゆずママ

時価総額379億円に対して負債を差し引いた正味資産が505億円のため資産価値に変動がなければ若干ですが割安です

ヘルスケア&メディカル投資法人の同業比較

項目HCM大和リビ積水ハウスリート
投資口価格105,500円91,300円72,600円
時価総額379億円2,197億円3,180億円
鑑定物件価格922億円4,909億円6,045億円
有利子負債417億円2,047億円2,572億円
物件価格(負債除)505億円2,862億円3,473億円
LVT49.9%51.3%45.5%
格付け(JCR)A+AA-AA
配当利回り5.99%5.04%6.33%
どこも利回りが高いですね!
ゆずママ
ゆずママ

配当利回りは積水ハウスリートが圧勝ですが、オフィスの売却を進めており少しリスクを抱えています(積水ハウスリートは2028年までは利益の上乗せがあるのでそれ以降は利回りが下がります)

増資リスク検討

2022年2月増資124,764円
2019年2月増資111,442円
2017年2月増資101,244円
2015年2月増資110,000円
  • 2~3年毎に増資しておりますので2025年2月に増資される可能性があります。

今後の業績について

  • メインが老人ホームのため景気の影響を受けにくい
  • 稼働率は100%と安定しています
  • 次回より配当が減額しそうです
  • 借入期間が短いため金利上昇時に影響を受けやすい

スポンサーについて

  • J-REITではスポンサーが非常に重要な役割を担っています。
  • 介護医療事業を手掛けるシップヘルスケアホールディングスに加え、三井住友銀行、ファンド運営事業を行うNECキャピタルソリューションを主要スポンサーとしております。
ゆずママ
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増資時の価格下落の不安が残ります

金利上昇の危険性について

  • 現在、加重平均金利が1.0%で、直近の借入金利が1.3%です。最低でも1.0%の金利上昇を見込んでおいたほうがいいです
  • 長期借入の割合が少ないため金利上昇リスクが大きいです。今後、分配金が20%程度下がる可能性もあります

総合評価

欠点 

  • 借入期間が短く金利上昇の影響を強く受けます
  • 物件が古く修繕コストが上昇する可能性があります
  • 頻繁に増資しており、今後も増資される可能性があります

利点

  • 老人ホームがメインのため景気の影響を受けない
  • 高齢化社会のなか稼働率が維持できる
ゆずママ
ゆずママ

J-REIT全体では小規模です。借入期間が短いため金利上昇のリスクが高いです。今後の金利上昇を見越した下落が続いています。配当利回りが5.99%と高いためそろそろ買い時が近づいているのではないかと感じています。ただ保有しておりますがあまりお勧めができません。

注意

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