こんにちは!今年のゆずママが注目し検討しているバリュー株のトーメンデバイス(2737)を紹介します。トーメンデバイスは、東京都中央区晴海に本社を置く半導体専門商社です。世界的半導体メーカのサムスン電子の日本国内における唯一の販売特約店として知られています。この記事では、注目する高配当株についてわかりやすく紹介していきますね!
トーメンデバイスの業績考察
最新の業績指標を示します
株価(2025年2月21日) | 6,080円 |
最低必要資金 | 約60万円 |
時価総額 | 413.6億円 |
PER | 7.52 |
PBR | 0.83 |
売上予測 | 4,300億円 |
利益予測 | 100億円 |
利益率予測 | 2.3% |
従業員数 | 236名 |
配当回数 | 年1回 |
平均年齢 | 46.5歳 |
権利確定日 | 3月末 |
1株配当金 | 300円 |
配当利回り | 4.93% |
業績 | 増収減益 |

売上げが伸びて利益率は低下しています。あまりよくない状況ですね

期初の利益予想より大きく変動する可能性があります
今期業績
3.2
PER
4.1
PBR
3.7
事業成長性
3.5
- 現在の株価は6,080円、PER7.52、PBR 0.83、自己資本比率34.9%、配当利回り4.93%
- 配当方針は配当性向の引き上げを図りつつ、経済環境への変化や資金需要を勘案し、柔軟に対処する方針としております

ゆずママ
PERは非常に割安で営業利益率は低いため業績の変化も大きくなります
トーメンデバイスの財務考察
時価総額 | 413億円 |
1.現金及び預金 | 58億円 |
2.受取手形及び売掛金 | 569億円 |
3.前受金、預け金 | 119億円 |
1~3の合計 | 746億円 |
総負債 | 1,106億円 |
差引の現金資産 | ―360億円 |
4.商品 | 837億円 |
差引の資産 | +477億円(正味資産) |

営業CFは黒字と赤字を繰り返しており不安定です
総合バリュー
3.5
現金
3.5
土地含み
2.5
有価証券
2.5
- 時価総額413億円、現金+売掛金+その他で746億円
- 総負債金額は1,106億円
- 746億円(現金,その他)-1,106億円(負債)で正味現金が-360億円です。
- 時価総額413億円に対して正味資産が―360億円ですが、商品金額が837億円もあります

ゆずママ
時価総額413億円に対して負債を差し引いた正味資産-360億円ですが、商品在庫金額が873億円のため半導体市況が好調ならば割安ですね
トーメンデバイスの同業比較
項目 | トーメンデバイス | 新光商事 | 東エレデバ |
---|---|---|---|
株価 | 6,170円 | 1,025円 | 3,160円 |
時価総額 | 4,196億円 | 389億円 | 990億円 |
来期売上 | 2,030億円 | 1,120億円 | 2,300億円 |
来期利益率 | 3.4% | 1.6% | 5.5% |
自己資本比率 | 34.9% | 55.4% | 27.7% |
PER | 7.63 | 33.60 | 10.93 |
PBR | 0.84 | 0.57 | 2.04 |
配当利回り | 4.86% | 1.51% | 3.70% |
優待利回り | 0.32% | - | - |
総合利回り | 5.18% | 1.51% | 3.70% |
来期業績予 | 増収減益 | 減収減益 | 減収減益 |

ゆずママ
トーメンデバイスは割安ですね
減配リスク検討
- 配当方針からは減配リスクは少なそうです。ただし業績変動が高いため減配リスクは高いです
今後の企業業績について
- 需要旺盛なメモリー先端品は需要予測の精度高めて先行手配、供給逼迫状況でも物量確保に努める
- 自動車向けMLCCは日系自動車向け実績積み上げ
- 主力の半導体メモリーは価格上昇が上期で一服
会社経営者について
- 現在の代表取締役の中尾 清隆さんは1967年4月生まれで佐賀大学卒業し豊田通商に入社後リクルートに入社し、2024年に代表取締役になる。現在、57歳です。
- 中尾 清隆社長は自社株を保有しておりません

ゆずママ
中尾社長は、自社株を所有しておらず株価の興味は薄いかもしれませんね
バリュートラップの危険性について
- 現状のところはバリュートラップになっております
- 外国人投資家が9.1%、豊田通商が26.6%、日本サムスンが12.2%保有しており、TOBの可能性もあります
総合評価

ゆずママ
業績変動の大きい業界のため不況下で株を購入したいですね。現在は高配当で割安な水準ですがもう少し様子見したいですね!
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