こんにちは!今年のゆずママが注目し検討しているバリュー株のアイナボホールディングス(7539)を紹介します。アイナボホールディングスは東京都台東区元に本社を置くタイル、空調など住宅設備機器の工事会社です。工事で業界首位で施工力の高さが強みです。この記事では、注目するバリュー株についてわかりやすく紹介していきますね!
アイナボホールディングスの業績考察
最新の業績指標を示します
株価(2024年11月29日) | 614円 |
最低必要資金 | 約6万円 |
時価総額 | 143億円 |
PER | 9.16 |
PBR | 0.57 |
売上予測 | 927億円 |
利益予測 | 22.5億円 |
利益率予測 | 3.1% |
従業員数 | 1,154名 |
配当回数 | 年2回 |
平均年齢 | 39.4歳 |
権利確定日 | 3、9月末 |
1株配当金 | 15円 |
配当利回り | 3.91% |
業績 | 増収増益 |
利益は出ていますが利益率が低いですね
期初の利益予想は下振れする傾向があります
今期業績
3.4
PER
3.8
PBR
4.2
事業成長性
3.4
- 現在の株価は614円、PER9.16、PBR0.57、自己資本比率55.3%、配当利回り3.91%
- 今期は増収増益予測です。人件費増もあり利益は下振れする可能性があります
ゆずママ
PBR、PBRは割安ですが、利益率が低すぎるため株価も低迷していると思われます
アイナボホールディングスの財務考察
時価総額 | 143億円 |
1.現金及び預金 | 123億円 |
2.受取手形及び売掛金 | 170億円 |
1~2の合計 | 293億円 |
総負債 | 200億円 |
差引の現金資産 | +93億円 |
3.有価証券その他 | 43億円 |
差引の資産 | +136億円(正味資産) |
営業CFは黒字を継続しています
総合バリュー
4.2
現金
4.0
土地含み
3.0
有価証券
3.4
- 時価総額143億円、現金+売掛金で293億円
- 総負債金額は200億円
- 293億円(現金他)-200億円(負債)で正味現金が+93億円です。
- 時価総額143億円に対して正味資産が+136億円です
ゆずママ
時価総額143億円に対して負債を差し引いた正味資産+136億円のため割安ですね
アイナボホールディングスの同業比較
項目 | アイナボ | Nフラッシュ | ノダ |
---|---|---|---|
株価 | 614円 | 825円 | 765円 |
時価総額 | 143億円 | 206億円 | 132億円 |
売上 | 927億円 | 300億円 | 660億円 |
営業利益 | 22.5億円 | 25億円 | 3.5億円 |
利益率 | 2.40% | 8.33% | 0.53% |
自己資本比率 | 55.3% | 70.3% | 50.8% |
PER | 9.16 | 10.43 | 赤字 |
PBR | 0.57 | 0.55 | 0.33 |
配当利回り | 3.91% | 4.36% | 5.56% |
来期業績予 | 増収減益 | 増収増益 | 減収減益 |
ゆずママ
どこもPBR1倍割れで衰退産業のような指標ですね
減配リスク検討
- 業績変動もあるので減配リスクはあります
- 増配計画ですが住宅市場が低迷しそうなため厳しくなる可能性があります
今後の企業業績について
- 前期買収の複数企業が利益寄与
- タイル関連工事が好調
- 利益率が低く人件費の上昇が懸念材料
会社経営者について
- 現在の代表取締役の阿部一成さんは1953年生まれで丸与産業株式会社に入社し、1991年1月年にアイナボHDの代表取締役になる。現在、71歳です。
- 阿部一成社長は337,000株を保有しております。
ゆずママ
阿部社長は社長歴が長いため権限の集中が気になります
バリュートラップの危険性について
- 現状のところはバリュートラップになっています
- 清原達郎さんが2.9%保有しており配当を期待した購入と思われます
総合評価
ゆずママ
業績予想の下振れが多く利益率も低いため市場の評価は低そうです。株価が割安で長期保有ならばいい銘柄だと思います
注意
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