こんにちは!今年のゆずママが注目している高配当株のMS&AD(8725)を検討します。MS&ADは東京都中央区に本社を置く損保会社です。配当利回りが4.4%を超える銘柄なので今後も配当が安定維持されれば有力な投資候補となります。この記事では、注目する高配当株についてわかりやすく紹介していきますね!
MS&ADの業績考察
最新の業績指標を示します
株価(2023年10月20日) | 5,427円 |
最低必要資金 | 約55万円 |
時価総額 | 29,092億円 |
PER | 9.66 |
PBR | 0.81 |
経常収益予測 | 54,340億円(3.4%) |
経常利益予測 | 4,200億円(43.7%) |
経常利益率予測 | 7.7% |
ROE予測 | 8.4% |
従業員数 | 38,515名 |
配当回数 | 年2回 |
平均年齢 | 48.5歳 |
権利確定日 | 3月末、9月末 |
1株配当金 | 240円 |
配当利回り | 4.40% |
業績 | 増収増益(↑) |
今期業績
4.0
PER
3.8
PBR
3.5
事業成長性
3.5
- 現在の株価は5,427円、PER9.66、PBR0.81、自己資本比率14.0%、配当利回り4.40%
- 有価証券売却益が大きく収益の大幅回復が見込まれる
- 業績好調につき大幅な賃上げが実施される
ゆずママ
今期の業績は絶好調です。損保業界のカルテル問題が浮き彫りとなっており今後の動向に注視しています。損保業界はCMスポンサーになっており問題点を指摘しづらい傾向もありますね
MS&ADの財務考察
時価総額 | 29,092億円 |
1.現金及び預金 | 26,436億円 |
2.金銭信託及び買入債券 | 23,886億円 |
1~2の合計 | 50,320億円 |
総負債 | 217,679億円 |
差引の現金資産 | -167,359億円 |
利益剰余金 | 14,405億円 |
3.有価証券 | 171,348億円 |
4.土地資産 | 4,718億円 |
3~4の合計 | 176,066億円 |
差引の資産 | 8,707億円(正味資産) |
総合バリュー
3.3
現金
3.0
土地含み
3.0
有価証券
3.8
- 時価総額29,092億円、現金+売掛金で50,320億円
- 総負債金額は217,679億円
- 29,092億円(現金)-217,679億円(負債)で正味現金が-167,359億円です。有価証券、その他、土地で176,066億円です。正味資産は‐167,359億円+176,066億円=8,707億円となります
- 2021年を除き営業キャッシュフローも黒字で安定しています
ゆずママ
資産価値は8,707億円以上です。有価証券の割合があまりにも大きく株価の水準にも反応しそうですね
MS&ADの同業比較
項目 | MS&AD | 東京海上 | SOMPO |
---|---|---|---|
株価 | 5,427円 | 3,353円 | 6,370円 |
時価総額 | 29,092億円 | 67,143億円 | 22,148億円 |
経常収益 | 54,340億円 | 68,500億円 | 47,200億円 |
経常利益 | 4,200億円 | 7,500億円 | 3,220億円 |
経常利益率 | 7.7% | 10.9% | 6.8% |
自己資本比率 | 14.0% | 14.0% | 16.4% |
PER | 9.66 | 12.57 | 9.22 |
PBR | 0.81 | 1.67 | 0.92 |
配当利回り | 4.40% | 3.61% | 4.71% |
来期業績予 | 増収増益↑ | 増収増益↑ | 増収増益↑ |
ゆずママ
どの会社も今期は業績が絶好調ですね
減配リスク検討
- 利益の50%を基本に配当及び自己株式取得によって、株主還元を行う会社方針です
- 直近で減配実績がないことから安定配当が続くものと思われます
金利上昇リスク
- 金利上昇により株価低下した場合は保険料に運用転嫁できるため影響が少ない
- 金利上昇しても保険解約が進まない限り影響は少ない
- 長期金利の上昇は保険料に反映できるため業績にはプラス要素もある
ゆずママ
リスク分散されているため保険解約が加速しない限りは問題なさそう
総合評価
ゆずママ
ブランド、ビジネスモデルが確立しているため安定的な配当が見込まれそうです。大規模災害がなければ長期保有しても問題はありません。但し、株価の上昇はあまり期待できません
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