こんにちは!今年のゆずママが注目し検討中であるバリュー株の植木組(1867)を紹介します。植木組は新潟県柏崎市に本社を置く建設会社です。PER6.1でPBRが0.43と非常に割安ですね。配当利回りも4%以上で魅力的です。この記事では、注目するバリュー株についてわかりやすく紹介していきますね!
植木組の業績考察
最新の業績指標を示します
株価(2024年5月2日) | 1,698円 |
最低必要資金 | 約17万円 |
時価総額 | 116億円 |
PER | 6.12 |
PBR | 0.43 |
売上予測 | 560億円 |
利益予測 | 26億円 |
利益率予測 | 4.6% |
ROE予測 | 4.7% |
従業員数 | 992名 |
配当回数 | 年1回 |
平均年齢 | 44.5歳 |
権利確定日 | 9月末 |
1株配当金 | 70円 |
配当利回り | 4.12% |
業績 | 増収増益 |
業績が良好です
期初予想と差異があります
今期業績
4.0
PER
4.0
PBR
4.0
事業成長性
3.8
- 現在の株価は1,698円、PER6.12、PBR0.43、自己資本比率53.4%、配当利回り4.12%
- 2024年4月26日の発表では業績修正と増配の発表がありました
- 今年は創立140周年となり記念増配等の期待があります
ゆずママ
配当性向が30%のため業績次第で増配も期待できますね
植木組の財務考察
時価総額 | 116億円 |
1.現金及び預金 | 67億円 |
2.受取手形及び売掛金 | 244億円 |
1~2の合計 | 311億円 |
総負債 | 226億円 |
差引の現金資産 | 85億円 |
利益剰余金 | 150億円 |
3.有価証券その他 | 28億円 |
4.不動産 | 123億円 |
3~4の合計 | 151億円 |
差引の資産 | 236億円(正味資産) |
営業CFは赤字になる年もありました
総合バリュー
4.0
現金
4.0
土地含み
3.5
有価証券
3.0
- 時価総額116億円、現金+売掛金で311億円
- 総負債金額は226億円
- 311億円(現金)-226億円(負債)で正味現金が85億円です。有価証券、土地建物の資産は151億円です。売却できない資産が多いですが正味資産は236億円となります
- 時価総額116億円に対して正味資産が236億円のため割安です
ゆずママ
時価総額116億円に対して負債を差し引いた正味資産が236億円のため割安ですね
植木組の同業比較
項目 | 植木組 | 北野建設 | 松井建設 |
---|---|---|---|
株価 | 1,698円 | 3,400円 | 844円 |
時価総額 | 116億円 | 232億円 | 258億円 |
売上 | 560億円 | 850億円 | 990億円 |
営業利益 | 26億円 | 30億円 | 15億円 |
利益率 | 4.6% | 3.5% | 1.5% |
自己資本比率 | 53.4% | 51.3% | 62.2% |
PER | 6.12 | 9.88 | 15.39 |
PBR | 0.43 | 0.47 | 0.54 |
配当利回り | 4.12% | 2.94% | 3.08% |
来期業績予 | 増収増益 | 減収減益 | 増収減益 |
ゆずママ
各社の時価総額と営業利益を比較する植木組は格安ですね
減配リスク検討
- 直近では減配はありません。
- 配当性向が30%のため今期は増配や創立140年記念増配の可能性があります
今後の企業業績について
- 今期はさらなる増額になる可能性もあります
- 来期の米国大統領選後の欧米向け景気減速の影響は少なそう
会社経営者について
- 現在の社長の日下部 久夫さんは日大工卒で植木組入社。2019年取締役常務執行役員、2022年代表取締役専務執行役員となり24年に社長になりました。新潟県出身の64歳です
- 自社株は4433株株所有
- 今年、植木義明前社長は代表権のある会長になりましたが権力は持っています
ゆずママ
植木組は代々植木さんが社長を継承しておりましたが今回初めて植木さん以外が社長となり今後に期待できます
バリュートラップの危険性について
- 建設株はバリュートラップ銘柄が多いため注意が必要です
- 6%を超える大株主がいないためTOB対象となる可能性もあります
総合評価
ゆずママ
現時点では時価総額が低く割安感があります。さらに株主優待もあり配当利回りも4%以上あります。カタリスト等の材料不足ですぐの上昇は難しいですが、長期保有ならば面白い銘柄だと思います
注意
当サイトに掲載する情報は投資勧誘を目的としたものではありません。株式などの金融商品の取引は損失を出す恐れがあります。全て自己判断、自己責任での投資をお願いいたします。このブログは当サイト管理人が趣味として記載しているものであり、いかなる損失が出た場合でも責任を負うことはできません。