読者の皆様、こんにちは!「ゆずママの資産バリュー株ガチ投資&優待生活」管理人のゆずママです。
さて、相場の方に目を向けると、今週もまた凄まじい「局地的な熱狂」が繰り広げられていましたね。指数ばかりがスルスルと上がり、自分の持ち株はピクリともしない……。そんなもどかしい一週間を過ごされた方も多いのではないでしょうか。
さっそく、今週の運用状況と、指数に置いてきぼりにされたバリュー投資家としての率直な心境、そして今回あえて新規購入に踏み切った銘柄の「深い理由」について、本日は特大ボリュームでじっくりとお話ししていきたいと思います!
📊 今週の損益状況(4/20~4/24):日経平均の背中が遠のく一週間
- 週間損益: -477万円 💦
- 年初来損益: +2,193万円 ✨
今週の私のポートフォリオは、週間で「-477万円」という手痛いマイナスでの着地となりました。市場全体の動きと比較すると、どうしても「取り残された感」が否めない一週間でした。
【2026年4月24日(金)終値時点の主要指数】
- 日経平均: +2.1% 続伸(AI・半導体関連が牽引)
- TOPIX: -1.2% 微減
先週の「歴史的暴騰」の余韻を引き継ぎ、今週も日経平均は非常に強い動きを見せました。しかし、その上昇の中身を冷静に紐解いてみると、ごく一部の時価総額が大きい値がさ株(特にAI関連、半導体、データセンター関連)が指数を強引に押し上げているだけであり、市場全体の銘柄が底上げされているわけでは決してありません。
私の主戦場である「景気に左右されにくい内需中心のバリュー株」や「中小型の資産株」には全くと言っていいほど資金が回ってこず、むしろAI株を買うための資金捻出として売られてしまう始末。日経平均がスルスルと上昇していくのを、ただ指をくわえて眺めているような状態でした。
🚨 バリュー投資家を襲う「FOMO(取り残される恐怖)」との戦い
投資ブログを運営していると、読者の皆様からこんな不安の声やメッセージをいただくことがよくあります。 「日経平均がこんなに上がっているのに、自分の持ち株は全然上がりません。私の投資スタイルは間違っているのでしょうか?」
今週のように、指数ばかりが華々しく上昇し、自分のポートフォリオがそれに追従できない時、投資家は強烈な**FOMO(Fear Of Missing Out:取り残される恐怖)**に襲われます。
「もしかして、自分のバリュー株投資は時代遅れなのではないか?」 「今すぐ持っているバリュー株を損切りして、上がり続けているAI株に飛び乗るべきではないか?」
人間の心理として、そう焦ってしまうのは痛いほどよく分かります。周りが大儲けしているように見える時、自分だけが蚊帳の外にいるのは非常に辛いものです。
しかし、ここで断言します。「指数についていけないからといって、決して焦ってはいけません。むしろ、今が投資家としての真価が問われる踏ん張りどころです。」
過去の相場の歴史(ITバブルやリーマンショック前の不動産バブルなど)を振り返れば、実体経済や企業の純資産価値を完全に無視して、「期待」や「テーマ性」だけで買われる熱狂は、必ずどこかで限界を迎えます。PER(株価収益率)が数十倍、数百倍にまで膨れ上がった銘柄群は、ほんの少しの悪材料(米国の金利再上昇や、期待を1ミリでも下回る決算など)が出ただけで、ナイアガラの滝のように暴落するリスクを常に孕んでいます。
一方で、私たちが保有しているような「PBR(株価純資産倍率)が1倍を大きく割り込み、現金をたっぷりと溜め込んでいる資産バリュー株」は、下値が極めて限定的です。万が一、市場が熱狂から覚め、パニック売りが起きて冷静さを取り戻した時に、行き場を失った資金の安全な逃避先として選ばれるのは、間違いなくこうした「本源的価値(純資産や安定したキャッシュフロー)の高い銘柄」なのです。
だからこそ、日経平均の華やかな上昇についていけなくても、自分の投資スタイルを曲げる必要は一切ありません。嵐が過ぎ去るのを、強固なレンガの家の中でじっと待つのが私たちの戦い方です。
🛒 今週の売買:熱狂の裏で「極上の割安株」を静かに拾う
市場全体がAI株に夢中になっている今、地味な内需バリュー株は完全に放置され、不当なまでに安い価格で放置されています。手元に潤沢なキャッシュ(現金余力)を残している私にとって、この「放置状態」はまさに絶好の狩り場です。
今週は全体の様子を静観しつつ、以下の2銘柄を新規で購入(追加)しました。
【新規購入銘柄】
- 南海辰村建設(1850)
- 東京製綱(5981) ※ちなみに皆様、2つ目の銘柄はよく「東京製網」や「日本製網」と間違えて漢字を変換されがちですが、正しくは糸へんの**「東京製綱(綱=ロープ)」**ですのでご注意くださいね!(笑)
なぜ、このタイミングでこの2銘柄を選んだのか?そこには、ただ「割安だから」というだけでなく、明確なカタリスト(株価上昇の強力な引き金)を見据えた緻密な戦略があります。
🔍 徹底解説①:大本命「東京製綱」を拾った深い理由
そして今週の目玉が、老舗のワイヤロープ最大手である**東京製綱(5981)です。一見すると地味なオールドエコノミー銘柄に見えますが、現在この企業には「桁外れの成長ストーリー」と「歴史的な需給の好転」**という、バリュー投資家垂涎の条件が完璧に揃っています。
1. 世界の電力網を救う魔法のケーブル「CFCC」の爆発的需要 東京製綱の最大の武器は「CFCC(炭素繊維複合材ケーブル)」という次世代の架空送電線です。鉄の代わりに炭素繊維を芯材に使っているため、「鉄の4分の1の軽さで10倍強く、熱で全く伸びない」という特性を持ちます。
現在、アメリカでは1950〜70年代に作られた電力網が老朽化し、大規模停電や山火事の引き金となっています。さらに、AIの普及によるデータセンターの莫大な電力消費を賄うため、送電網の強化が国家レベルの急務(バイデン政権のインフラ法案)となっています。 普通に送電容量を増やそうとすれば、太い電線を支えるために「鉄塔からすべて建て直す」必要があり、莫大なコストと数年の工期がかかります。しかし、熱で垂れ下がらないCFCCを使えば、**「今ある古い鉄塔をそのまま再利用して、電線を張り替えるだけで送電容量を2倍にできる」**のです。この圧倒的なメリットにより、米国市場でのCFCC需要は今後数十年レベルのスーパーサイクルに突入しています。
2. 需給の歴史的転換点(日鉄の退場とファンドの買い) どれだけ事業が素晴らしくても、大株主が売りたがっている状態(オーバーハング)では株価は上がりません。長年、東京製綱の重石となっていたのが、過去に敵対的TOBを仕掛けてきた筆頭株主の「日本製鉄」の存在でした。「いつ大量の売りが降ってくるか分からない」という恐怖から、株価は異常な割安水準に放置されてきました。
しかし、直近の2026年4月に提出された大量保有報告書を見ると、劇的な変化が起きています。日本製鉄が持ち株を段階的に売却(15.41%→14.18%へ減少)している一方で、野村アセットマネジメント等のプロのファンド陣営が猛烈な勢いで買い進み(7.21%→7.87%へ増加)、日鉄の売りを完全に吸収しているのです! 「売りたい大株主」から「企業価値向上を求めるファンド」へ株主構成が入れ替わるこの瞬間は、株価が長年の呪縛から解き放たれる最大のカタリストになります。
3. 隠された莫大な不動産含み益 さらに、東京製綱は都心の一等地などに莫大な「賃貸不動産の含み益」を隠し持っています。現在の帳簿価格(BPS)には反映されていないこの真の資産価値が、今後ファンドからの圧力やPBR改善策の中で時価評価・有効活用されれば、企業価値はさらに跳ね上がります。
これだけの成長性と資産を持ちながら、PBRは依然として1倍を大きく割れ、直近の第3四半期決算でも値上げ浸透により営業利益が前年同期比+38.5%と絶好調。まさに「負けにくく、かつ大化けの可能性を秘めた極上の割安株」だと確信し、ポートフォリオの中核に据えるべく購入いたしました。
💼 現在の主力ポートフォリオ(4/24時点)
今週の売買を経て、私の陣容はさらに強固なものとなりました。
- 東部ネットワーク(親会社を持たない独立系の強みと強固な資産)
- 宮崎太陽銀行(地域密着の底堅さと魅力的な利回り)
- 大伸化学(堅実な経営体制と安定した業績)
- 南海辰村建設(親子上場解消の大本命)
- 東京製綱(NEW! 米国インフラ需要×需給好転の特大カタリスト)
- ケー・エフ・シー(※以前から保有。国土強靭化の国策と鉄壁のキャッシュ)
主力陣営に建設・土木・インフラセクターのバリュー株が加わり、AIバブル崩壊のリスクにも耐えうる、より強固で「絶対に負けにくい」ポートフォリオが構築できたと自負しています。
【優待ホールド枠:ブレない長期保有】
- オートバックス
- FJネクスト こちらは優待目的のため、引き続き単位株で長期保有中です。相場が荒れている時こそ、こうした優待が心のオアシスになりますね🎁
💡 次週の投資戦略:嵐を呼ぶ決算発表シーズンに向けて
さて、いよいよ来週からは本格的な決算発表シーズンに突入していきます。
現在、実体経済の不透明感(インフレ再燃懸念や地政学リスク)を無視してAI・半導体関連株に偏重している相場は、決算という「現実の数字」を前にして大きな試練を迎えるはずです。もし成長株の決算が、市場の異常なまでに高い期待値に1ミリでも届かなければ、凄まじい巻き戻し(暴落)が起こるリスクがあります。
次週以降の私の戦略は、**「引き続き潤沢な現金を温存しつつ、優良なバリュー株が理不尽に連れ安して叩き売られる場面があれば、淡々と拾っていく」**というスタイルを徹底します。日経平均が上がろうが暴落しようが、私のやることは変わりません。企業の本当の価値(バランスシートの強さと収益力)を見極め、安く買い、適正な価格になるまでじっと待つだけです。
来週も相場のノイズに惑わされることなく、ブレない投資スタイルを貫いていきます!
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