【5月第4週・週間運用報告】日米ハイテク相場の裏で進む「価値の見直し」。堅調な資産バリュー株への資金流入と今週の週間収支+1360万円

読者の皆様、こんにちは!「ゆずママの資産バリュー株ガチ投資&優待生活」管理人のゆずママです🌸

5月もいよいよ最終週に差し掛かり、日中は少し汗ばむような初夏の陽気となってまいりました。皆様、今週の相場はいかがでしたでしょうか?

先週は決算発表のピークとAI関連銘柄の乱高下で、私自身もマイナス100万円という結果をご報告いたしました。しかし今週は、日米の株式市場が再び落ち着きを取り戻す中、私たちがじっくりと仕込んできたバリュー株たちが本来の価値を静かに、開花させる一週間となりました。

今週の週間収支は「+1360万円」というまとまったプラスでの着地となりました。 数字だけを見ると大きな動きに感じられるかもしれませんが、これは決して魔法のような「大儲け」ではなく、企業が本来持っている純資産や収益力に対して、市場の評価が適正な水準へと「是正(見直し)」され始めた結果に過ぎません。

本日は、浮足立つことなく冷静に日米のマクロ市況を振り返りながら、堅調な推移を見せたポートフォリオの状況、そして今週新たに仕込んだ「市光工業」を含む3銘柄の深い狙いについて、じっくりと語っていきたいと思います📝

週末の投資戦略の振り返りに、ぜひ最後までお付き合いください。

🌎 マクロ環境分析:米国のハイテク反発と、日本の「金利上昇」がもたらす変化

今週の相場環境を俯瞰する上で、外すことのできない2つの大きなテーマがありました。

🇺🇸 米国市場:半導体決算がもたらした安心感と金利の高止まり

今週の米国市場は、半導体大手エヌビディアの決算が最大の焦点でした。結果として市場の極めて高い期待値をしっかりと上回る業績と見通しが発表され、「AI向け半導体の需要は依然として強固である」という安心感が広がりました。これにより、ナスダック指数を中心にハイテク株が息を吹き返し、市場全体にリスクオン(投資に前向きな姿勢)の空気が戻りました。

しかし一方で、米国の長期金利は依然として高止まりしています。インフレの粘着性が意識されており、「FRB(連邦準備制度理事会)による早期の利下げは難しいのではないか」という見方が大勢を占めています。

🇯🇵 日本市場:日経平均の反発と、静かに底上げされるバリュー株

この米国の流れを受け、日本市場でもハイテク株や値がさ株を中心に買い戻しが入り、日経平均は強い動きを見せました。

  • 日経平均: +3.00% (半導体株などの急反発が牽引)
  • TOPIX: +0.76% (底堅く推移)

日経平均が大きく上昇した一方で、TOPIXの上昇幅は控えめに見えます。しかし、市場の深層では大きな地殻変動が起きています。 それが「日本の長期金利(新発10年国債利回り)の上昇」です。今週、日本の長期金利はじりじりと上がり続け、ついに2.8%まで上昇する動きを見せました。

金利の上昇は、一般的にPER(株価収益率)が高く買われている成長株(グロース株)には逆風となります。一方で、銀行株などの金融セクターや、すでにPBR(株価純資産倍率)が低く「これ以上売り叩かれる余地が少ない」資産バリュー株にとっては、相対的な魅力が高まる環境(追い風)となります。今週の私のポートフォリオの堅調さは、まさにこの「金利ある世界」への移行を先取りするような、バリュー株への静かな資金流入が背景にあると考えています。

📊 5月第4週の損益状況:本来の価値が評価された「+1360万円」

さて、今週の私の成績です。先週のマイナスから一転、今週はしっかりとプラスを確保することができました。

  • 週間損益: +1,360万円
  • 年初来損益: +3,036万円

週間でプラス1360万円という結果になりました。 金額としては非常にまとまったプラスとなりましたが、ここで「やった!大儲けだ!」と慢心してはいけません。私のポートフォリオは、徹底的に下値不安の少ない「現金・不動産などの含み資産」をたっぷり抱えた銘柄や、強力な再編シナリオを持つ銘柄で構成されています。

市場全体がハイテク株の熱狂から少し冷静になり、「本当に価値のある、手堅い企業はどこか?」と見渡し始めた結果、たまたま今週、私の持ち株たちに評価のスポットライトが当たっただけのことです。 バリュー投資においては、株価が上がった時こそ「なぜ上がったのか」「現在の株価は企業の本来の価値(本源的価値)にどれだけ近づいたのか」を冷静に測るメジャー(ものさし)を手放してはいけません。

🛒 今週の売買:アクティビティが加速するバリュー株と再編の思惑

今週は、ポートフォリオの質をさらに高めるべく、以下の3銘柄を購入(一部買い増し)いたしました。いずれも、私が重視する「資産の裏付け」と「イベント・カタリストの可能性」を兼ね備えた銘柄です。

🚙 【新規購入】市光工業(3144):アクティブファンドの5%超購入が判明!

今週新たにポートフォリオの主力として迎え入れたのが「市光工業」です。 同社は自動車用のランプやミラーを手掛ける老舗メーカーであり、フランスの自動車部品大手ヴァレオ(Valeo)グループが過半数の株式を保有する親子上場企業でもあります。

この地味とも言えるバリュー株に、今週大きな動きがありました。なんと、アクティブファンド(物言う株主・投資ファンド)による5%以上の大量保有(買い集め)が判明したのです! ただでさえ割安なバリュエーションで放置されている現状に加え、プロのファンドが本格的に参戦してきたということは、今後、親会社へのガバナンス改善要求や、親子上場解消(完全子会社化やTOB)へ向けた強力なカタリスト(引き金)が引き出される可能性が極めて高まったことを意味します。この非常に魅力的な「イベント・ドリブン」のシナリオを高く評価し、初動のタイミングで確信の投資に踏み切りました。

🧪 【買い増し】大伸化学(1848):B/S(貸借対照表)の美しさを信じる

先週、決算の数字を受けて大きく売られた大伸化学ですが、今週も引き続き買い増しを行いました。 (※読者の皆様、改めてお伝えしますが大伸化学の本社は大阪ではありませんよ!笑) 株価の上下で一喜一憂しがちですが、同社が各所に抱える広大な土地や、潤沢な現金の山という「鉄壁のバランスシート」が毀損したわけでは決してありません。市場が短期的な業績のブレに過剰反応して安く売ってくれるのであれば、そこは資産バリュー投資家にとって絶好の買い場となります。「業績ではなく、資産の裏付けを買う」。この基本に忠実に、淡々と枚数を増やしました。

🏗️ 【買い増し】南海辰村建設(1850):親会社とのグループ再編を見据えて

私のポートフォリオの古参銘柄の一つです。親会社である南海電気鉄道との関係性、そして同社が抱える含み資産を考慮すれば、現在の株価水準は依然として割安な領域にあると判断しています。東証からの資本コストや株価を意識した経営への要請が強まる中、グループ全体の最適化に向けた何らかの動き(TOBなど)がいずれ出てくると考え、長期的な視点でじっくりと買い増しを継続しています。

💼 現在の主力ポートフォリオ(5月第4週時点):攻守のバランスを整えた陣容

着実な評価の是正が進む、現在の私の「精鋭部隊」を改めてご紹介します。金利上昇局面でも過度に怯える必要のない、堅実な陣容です。

  • 🚃 東部ネットワーク
    • (※東武鉄道とは全く関係のない独立系企業です!)
    • 親会社を持たないからこその強固な資産基盤。私のポートフォリオの精神的支柱として安定感をもたらしてくれています。
  • 🏦 宮崎太陽銀行
    • 日本の長期金利が2.8%まで上昇する中、地銀セクターの収益環境改善への期待から、じっくりと保有を継続しています。
  • 🧪 大伸化学
    • 今週も買い増し。鉄壁の資産を誇るキャッシュリッチ企業。短期の売りは絶好の仕込み場です。
  • 🏗️ 南海辰村建設
    • 今週も買い増し。南海電鉄グループ内での再編・完全子会社化への期待を込めてホールド。
  • 🌉 東京製綱(5981)
    • (※東京製「網」ではなく、糸へんの「綱(ロープ)」です!)
    • 米国のインフラ需要やデータセンター送電網の更新において、同社の次世代ケーブルが活躍するポテンシャルを秘めています。
  • 🛡️ ロンシール工業(3583)
    • 床材・壁装材の大手。不動産含み益をたっぷり抱えた「隠れた超・資産株」。下値の硬さが安心感に繋がっています。
  • 🔩 ケー・エフ・シー
    • (※フライドチキンのチェーン店ではありません❌)
    • 国土強靭化の国策を支える建設資材・ファスニングメーカー。圧倒的な財務の健全性が武器です。
  • 🚙 市光工業(3144)【NEW!】
    • 新規購入!ファンド参戦で思惑が加速。事業の手堅さと、資本再編への強力なカタリストを併せ持つ新たな主力候補です。

🎁 【優待ホールド枠:日々の癒やし】

  • 🚗 オートバックス
  • 🏢 FJネクスト 株価が上がっても下がっても、株主優待が届いた時の「ささやかな喜び」は投資を続けるモチベーションになります。配当と優待を楽しみながら、のんびりとホールドです☕

💡 次週の投資戦略:勝って兜の緒を締める。冷静な価値の測定を

さて、週間+1360万円という大きなプラスを記録した今週ですが、投資において最も警戒すべきは「上手くいった直後の慢心と油断」です。

相場の格言に「勝って兜の緒を締めよ」とありますが、まさに今の心境はこれに尽きます。日米の市場は依然として不透明な要素(米国のインフレ動向、日本の金利上昇ペース、為替の変動など)を多く孕んでおり、いつ再びボラティリティ(変動率)が高まるか分かりません。

来週以降も、私の戦略は決してブレることはありません。

  1. 🔍 ファンドの動向と再編思惑の進捗確認
    • 市光工業における大量保有報告書の詳細や、南海辰村建設など、特定のストーリーを持つ銘柄については、周辺の資本動向を冷静に追いかけます。
  2. 💰 資産の裏付け(B/S)をベースにした下値の硬さの確認
    • 大伸化学やロンシール工業のような資産株は、相場全体が調整した際にも「資産が逃げていくわけではない」という事実を心の支えにします。
  3. 🧘‍♀️ 現金比率の適切な管理
    • 口座残高が増えたからといって、無闇に全額を再投資に回すようなことはしません。次の「理不尽な暴落」が来た時に備え、常に一定の現金(弾薬)を手元に残しておく心の余裕を大切にします。

バリュー投資は、時にインデックス(指数)の上昇に置いてきぼりにされ、孤独で退屈な時間が長く続くこともあります。しかし、「価値のあるものを、安い時に買い、市場がその価値に気づくまでじっと待つ」という基本を徹底すれば、必ず成果として現れるタイミングがやってきます。

来週も、数字の大きさに振り回されることなく、ブレない「ガチ投資」のスタイルで、共に市場と向き合っていきましょう!

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