今週のお天気は……わたしだけ、雨?
日経さん、
私を置いていかないで。
数字は重い。週報は、ちょっと軽やかに。
年初来収支 + 主力6銘柄の近況を、今週も正直に。
こんにちは、ゆずママです✿
今週の日経平均は+1.0%。
TOPIXも+0.3%。
いいですね。では、私のポートフォリオは?
……同じ日本株の話で、
合っていますか?
はい、−964万円でした。
もしポートフォリオに天気予報があったら、今週は「ゆずママ地方だけ強い雨」だったかもしれません。日経さん、その晴れ間、少し分けてもらえませんか。
そんな今週、FJネクストを売却し、南海辰村建設を少しだけ買い増しました。
「えっ、買う話もあるの?」と思った方。
そうなんです。ただし、買ったのは少しだけ。
今日は「今年の成績はどうなった?」「主力6銘柄の中身は?」まで、まとめてお届けします。よかった週も、こういう週も。投資日記は続きます。
01うちだけ、天気が違いました。
ここで急に優待ランチの話へ逃げたいところですが、まずは成績報告です。
週間騰落率
こちらは、晴れ。週間騰落率
こちらも、プラス。ポートフォリオ週間損益
わが家だけ、雨。指数は「%」、私の成績は「万円」。単位を分けて表示しています。
数字は十分大きいので、
文字まで真っ赤にするのはやめておきます。
先週のマイナスも、軽くはありませんでした。そこへ今週の−964万円。さすがに「ちょっとした雨ですね」と笑って済ませられる数字ではありません。
先週値は前回の週報より。棒の長さはマイナス額の大きさを表します。
でも、ここで「日本株が上がったのに、なぜ私だけ?」と指数に詰め寄っても、答えは返ってこないんですよね。
日経平均と私の持ち株は、そもそもメンバーが違います。選んだ銘柄も、持っている割合も違う。今週は、別々の道を歩いた結果がこの数字でした。
そこで今週は、会社の近況も一社ずつ整理してみました。その前に、年初来の収支と売買を確認します。
02今週は雨。今年の成績も見てみよう。
週間の数字だけを見ていると、気分まで真っ赤になりそうです。ここで少し引いて、今年の成績も確認します。
先週の+5,384.5万円から、今週の964万円を差し引き。
先週と今週で損益の集計対象・配当や税金等の扱いが同じとした単純更新値です。口座の確定集計値とは区別しています。
今年の成績は、計算上まだプラス。
でも、「プラスだから平気」と「964万円は痛い」は、別の話なんですよね。両方の気持ちが、ただいま同居中です。
先週の年初来損益には、先週の−389.3万円がすでに含まれています。今回は今週の−964万円だけを差し引いています。
先週−389.3万円 + 今週−964万円。
数字の迫力は十分なので、ここからは持ち株の中身に目を向けます。
03売買ノートは、たった2行。
先週はノートレードでしたが、今週は少し動きました。
来週は「売った後」と「買った後」、二つの続きが気になります。
売った銘柄まで気になるのが、株の困ったところですね。
南海辰村建設の追加は、
「少しだけ」です。
今週は、そんな組み合わせでした。
売買ノートは2行。
その続きの物語は、まだ白紙です。
04主力6銘柄、ひとつずつ近況確認。
さて、ここからは持ち株たちの出番です。株価の画面ではひとまとめに見えても、会社の中で起きていることは、それぞれ違います。
利益が跳ねた会社。仕事が積み上がった会社。買収を決めた会社。
「みんな頑張って!」で終わらせず、一社ずつのぞいてみます。
以下は10月9日までに確認した会社開示に基づく近況です。決算の対象は2026年4〜6月。各カードに資料日を記載しています。この週報では銘柄別の週間騰落率・保有損益を掲載していないため、今週の損失への寄与は順位付けしていません。
大伸化学 4629
利益はぐんっ。次は「伸び方」を点検。
33,603トン
シンナーなどをつくる大伸化学。売上は116.37億円、営業利益は前年の約6.2倍になりました。見た目は、なかなか元気な決算です。
ただし、売れた「量」は少し減っています。増収を支えたのは販売単価の上昇。会社は、仕入れと販売のタイミングによる在庫受払差も増益に寄与したと説明しています。
8月には通期営業利益予想を19.6億円へ上方修正。一方、年間配当予想は45円のままです。利益が増えたら配当も気になりますが、増配は正式な発表を待つところ。
販売数量と、販売価格・原材料費の差。原料が値下がりする局面では、高く仕入れた在庫の影響にも注意したいです。次の決算で、好調が続く部分を確かめます。
利益のジャンプはうれしい。
でも、着地まで見届けたいところです。
南海辰村建設 1850
仕事の予定表はぎっしり。利益もついてきてね。
今週、少しだけ買い増した銘柄です。注目したいのは、6月末の繰越工事高が1,047.57億円まで積み上がっていること。これから進める仕事の量は、前年同期より増えています。
一方、4〜6月の売上は97.90億円で減収、営業利益も減益でした。前年の大型工事の進み具合などが影響しています。仕事の予定表と、今の成績表は、まだ同じ方向を向いていません。
受注が売上になる速度と、工事の採算。7月開示時点の通期営業利益予想は25億円、前期比12.0%減。資材費や人件費を吸収し、どれだけ利益を残せるかが気になります。
親子上場の見直しやTOBも気になるテーマですが、これは期待するシナリオ。TOB決定を前提にせず、まずは本業と正式な資本政策の開示を追います。
「忙しい会社」と「もうかる会社」が、
ぴったり重なってくれたらうれしいですね。
東部ネットワーク 9036
14.3億円のお買い物。その後が気になります。
今回は、先週までの話題から一歩先へ。東部ネットワークは9月29日、会社分割後の福興商会を完全子会社化する契約を発表しました。大型車の整備に強い会社で、東京・神奈川の整備体制を厚くする計画です。
物流の「運ぶ」と「整える」が近づくイメージですね。4〜6月の本業は営業増益でしたが、前年の特別利益が減った影響などで最終利益は減益。この二つも分けて見たいところです。
買収後に、どれだけ利益と現金を生むか。12月1日の譲渡実行と第3四半期からの連結を予定していますが、9月開示時点で業績への影響は精査中です。
買収先の掲載業績には会社分割前の数字も含まれます。取得価額だけで「割安な買い物」とは決めず、分割後の利益や買収に伴う費用の説明を待ちます。
会社のお買い物は、14.3億円。
株主としては、レシートの先まで見たいです。
J-MAX 3422
回復エンジン始動。ボンネットも開けてみます。
J-MAXは、4〜6月に営業黒字へ復帰しました。日本の自動車部品や金型設備の販売に加え、中国の車載電池メーカー向け部品の増産が追い風になっています。
ただし、中国の利益には、量産を終えた車種の金型投資費用を回収した効果も入っています。回復エンジンの音は力強いですが、その中身はひとつではありません。
一時的な回収効果を除いても、量産で稼げるか。8月開示時点の通期営業利益予想は24億円のまま。次の決算では、地域ごとの利益と電動化部品の生産の続き具合を見ます。
1Qの利益を4倍して、にっこり。
……その電卓は、いったん置いておきます。
ロンシール工業 4224
床材の会社。利益の「足元」も確かめたい。
普段は足元を支える会社ですが、決算では利益がぐっと伸びました。販売価格の改定や経費の抑制に加え、一時的な需要増、前期からの在庫の販売なども寄与しています。
その一方で、国内床材や壁装材は減収でした。会社はこうした状況や原材料価格の変動を踏まえ、通期営業利益予想14億円を据え置いています。好調な部分と慎重に見る部分が同居する決算です。
値上げの効果と、販売数量の持続性。一時的な需要が落ち着いたあとも、利益を残せるか。資産面も気になりますが、まずは本業がどれだけ稼ぐかを確かめます。
床はしっかり。利益も、しっかり?
足元確認は、投資でも大切ですね。
宮崎太陽銀行 8560
太陽さん、私の口座にも日差しをください。
名前は太陽。できれば、私のポートフォリオも照らしてほしいところです。
4〜6月は経常増益。貸出金利息が増えたほか、貸倒引当金の戻入益なども寄与しています。ただ、預金者に払う利息も増加。金利上昇の恩恵は、受け取る側と支払う側の両方で見たいです。
決算後の8月19日には普通株15万株を取得し、今回の自社株買いを終了しました。株主還元の動きは、ひとつ確認できました。
利益の積み上がりと、B種優先株を含む資本政策。公的資金だったA種優先株は2022年に返済済み。B種優先株は別のもので、2029年4月以降、金融庁の事前確認等を条件に金銭取得が可能です。
これは「2029年に返済確定」という意味ではありません。2032年には残存分を普通株式と交換して取得する条項もあるため、普通株主への影響と取得方針を追います。金利上昇時の債券評価も確認したい点です。
日差しを待ちつつ、天気図も確認。
銀行株は、金利だけでは語りきれません。
持ち株が6社あれば、続きが気になる話も6つ。
来週も、数字のその先を追いかけます。
05来週の私へ。急に強気にならないこと。
こんな週のあとには、「来週は取り返すぞ!」と言いたくなります。
でも、その964万円は私の事情。
相場には、ゆずママ専用の返金窓口はありません。
だから来週は、大きな目標を叫ぶより、小さな確認を3つ。
何が下がった?
全体の赤字だけでなく、銘柄ごとの損益を見よう。
中身は変わった?
会社の開示と、買ったときの理由を読み返そう。
持ちすぎてない?
追加したあとの保有比率と、現金の余力を見よう。
元気は取り戻す。
お金を取り戻そうと、焦らない。
成績表は雨でも、
週報は続きます。
今週は−964万円。年初来は、同じ集計条件で計算すると+4,420.5万円。FJネクストを売り、南海辰村建設を少し買い増した一週間でした。
いい結果のときだけ登場していたら、都合のいい投資日記になってしまいます。こういう週も書く。そして、その後どうなったかも追いかける。
大伸化学の利益、南海辰村の受注、東部の買収計画。J-MAXの回復、ロンシールの採算、宮崎太陽の資本政策。
この6つの続きも、また一緒に見てもらえたらうれしいです。
日経さん、来週はもう少し近くを歩きませんか。
……と、お願いだけはしておきます。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました✿
指数と自分の成績が違う週、ありますよね。金額を書かなくても大丈夫です。よければコメントで、皆さんの一週間も教えてください。
6銘柄の中で、次に詳しく読みたい会社はありますか? 銘柄名だけのコメントも歓迎です。
数字の出典と、集計について
対象週:2026年10月5日〜10月9日。日経平均+1.0%、TOPIX+0.3%、ポートフォリオ週間損益−9,640,000円、売買内容は筆者の報告値です。先週の−3,893,000円とノートレードの記録は前回記事を参照しています。先週と今週の金額は、集計範囲・条件が同じ場合に比較できます。
指数の騰落率とポートフォリオの損益額は単位が異なります。PFの騰落率は掲載していません。年初来損益は、前回記事の+53,845,000円から今週の9,640,000円を差し引いた+44,205,000円(計算値)です。同じ集計対象・配当や税金等の扱いを前提とし、口座の確定集計値とは区別しています。−964万円はPF全体の週間損益であり、FJネクスト単独の売却損益ではありません。個別レポートは掲載した資料時点の会社開示と筆者の見方を分けて記載しています。会社の四半期利益は筆者の保有損益ではありません。銘柄別の週間騰落率・損益額・下落への寄与は本記事には掲載していません。買収日程や会社予想は予定・予想であり、将来の結果を約束するものではありません。お天気の表現は比喩です。
この週報は個人の運用記録です。特定の銘柄を勧めるものではありません。株式投資には損失が生じるリスクがあります。
